中国・シルクロード旅行記
「1」人
「2」植物
「3」食べ物と遺跡
「4」子供
「5」子供と遺跡
「6」トイレコレクション
「7」食べ物
「8」遺跡
「9」風俗事情
----------------------------
「-1-」
『花に水をやる人』
なんつーか、この適当さっつーか、大胆さっつーか、好き。
普通に自転車乗ってる人とか通行人に水かかりまくってるからね。
まるで火事を消すかのごとく、放水。
「砂漠では水は貴重」とか知ったこっちゃないね!
中国を感じた1枚です。
ちなみに中国の人は、
車がギュンギュンとばす高速道路の横を自転車で走ってます。
しかも2人乗りだった。ありえねーつーか、命知らずっつーか、好き。
------------------
「-2-」
『中国の植物@』
これは日本でも普通に見られる葡萄の木。
少し拡大してみましょう。
あきらかに生り過ぎ。
日本の4倍くらいの実の数があります。
フルーツ大好きッ子の自分も、ここまで来たら逆に食欲が失せる。
中国は葡萄の生産も盛んらしく、今年はさらに豊作で、
10円/kg とかだったらしい。
10円て。
有料トイレ使う値段とほぼ一緒かよ。
なんかもう、どうでもいいんですかね。
『中国の植物A』
この植物、日本でいう”ねこじゃらし”らしい。
デカイ!中国は日本の30倍の敷地面積があるが、
ねこじゃらしまでデカイとは。
てゆうかこんなん振ってたら、猫じゃれるどころか逆にビビって逃げる。
こんなのが朝起きて腹の上とかにあったら人間様もビビるわ。
ちなみにねこじゃらしは本名”狗尾草(えのころぐさ)”といい、
花言葉は『遊び』だそうです。
------------------------------
「-3-」
『中国のもの』
中国で食べたパン。『新旗 毛 毛 蟲』と書いてある。
味はただのコッペパン。やたらネチャネチャして不愉快だった。
うまくもなかったけど、その前にこの名前はなんとかならないものか。
外観を毛虫みたいにしてウケを狙ったのか、よくわからんス。
他にあんぱんもあったが、パンの半分が空洞で、その空洞の3分の1があんこ。
つまりあんこはパン全体の6分の1。ジャムおじさん見たら激怒しそう。
「こんなん…ホンマもんのあんパンちゃうねん!」
でもまぁ中国だからって言われれば、なんか納得してしまう品物だった。
中国だから、といえば、コレ。
『中国の遺跡』
ごく普通の石の遺跡だが、なんとココ、
降りただけで80元(約400円)取られてしまうらしい。
コスい。一体全体どこにその値段の根拠が隠されているのか。不明だ。
だからバスから写真を撮った。車に乗ってたら別にいいらしい。謎だ。
てゆうか結構砂漠の真ん中にあったんだが、誰かがちゃんと見張ってたんだろうか。
まことにご苦労様です。
<今日の中国語>
・ハオチー(美味しい)
-------------------------------------
「-4-」
『中国の子供@』
鈴売りの少年。背中に哀愁が漂っています。
鈴売りは他に少女も含めて4人くらいいた。
「1個、10元(約150円)」
拙い日本語でしきりに誘いかけてくる。
こういう時のために彼らは日本語を勉強してるのか…(-_-;)
「全部、50元(約750円)」
そんなに鈴ばっかいらないっつーのヽ(`д´
)ノ
断りつづけるも、あとをチャリで追いかけてきて、かなりしつこい。
「全部、日本円で1000円」
なんか高くなってるし!(゚ロ゚ノ)ノ
しかしずっといらないって言ってたら、鈴売りの少女が
「プレゼント」と言って、鈴をひとつくれた。
なんか、これが凄く自分の心に響きまして。
あとでその少女に「サンキュー」とか言いながら5元(約75円)渡したんです。
そんで(俺ちょっとナイスガイ??)とか思いながら、
このプチ・イイ話を海外旅行ベテランのDさんに話したんです。
「バカだなぁ…そんなの作戦に決まってるじゃないか」
その後、その少女の鈴の値段が
「1個、5元」になっていたのは言うまでもないですか。
<今日の中国語>
・ブーヤオ(いらない)
欲しくないものはハッキリ言いましょう。
-----------------------------
「-5-」
『中国の子供A』
ヘイレイ寺石窟というトコロにいた子供。
手にはカップ麺の空の容器を持ち、その中にキレイな石とか入れて
しきりに買ってくれ光線を投げかけてくる。
カップ麺の容器というのがまたセツナくて―あれ…?
ちょっと真ん中の子を拡大してみよう。
皇太子さま(の子供の頃)にクリソツ!?
(と、どっかの誰かが言ってました)
『ヘイレイ寺石窟』
このヘイレイ寺石窟というトコがまたなかなかよかった。
船で1時間かかる辺鄙な位置にあるにも関わらず観光客も結構いた。
普通に船でグアーッと走ってると、
途中から突然水が赤くなる。
土のせい?
これがメインの像。
左に見える階段と対比してもらえれば大きさがわかりますか。
とにかくでかい。やたらでかい。が、僕が感じるに
やたら「乳首」に力が入ってるような気がしてならんとです。
あそこまで立たせる必要はあったのか!?
凄い厳格なお顔で鎮座されてるだけに、とっても気になります。
まさに中国4000年の謎である。
----------------------------------
「-6-」
※ご飯食べてる人は見るのはあんま好ましくないかもしれません。
中国にはこんな格言(?)がある。
”中国のトイレをマスターすれば世界中のどこでもトイレができる”
それくらい中国のトイレはすさまじい。
と、いうわけで「シルクロード旅行記〜トイレコレクション〜」をどうぞ。
『クチャの有料トイレ』
屋台でご飯を食べてる時ふとトイレに行きたくなって探したら、裏路地で発見。
外観は大きな公園によくある普通のトイレのよう。
1つ変わってるのは、何故かすぐ側に一軒だけ屋台が。
こんな裏路地に客なんか来ないだろうに…とか思いながらトイレに入ろうとすると
「ヤイヤイヤイヤー」とおばちゃんに呼びかけられた。
どうやらお金がいるらしい。見張りか!
「ドゥオ シャオ チェン?(いくら?)」と聞くと「三角(約5円)」
安!5円のために見張ってるのか。
さっさと払って中に入ると、そこには噂通りのトイレが。
・外観 ★★☆☆☆
・香り ★★☆☆☆
・ヤバさ ★☆☆☆☆
扉がない。入った時点で丸見え。穴もなく溝が彫ってあるだけ。
これ、満席だったらなかなかスゴイ光景ですよ(幸い人はいなかった)
てゆうかここまで作るなら扉も作れよ、と。
なんなんすかねー文化なんすかねー。
でもそんなにキツイ香りはしなかったから、全然大丈夫でした。
その後トイレから出たら、屋台のおばちゃんしっかりと売りつけてきた。
スッキリしたトコロをついての作戦か。たくましいよホント。
『ガソリンスタンドのトイレ』
・外観 ★★★★☆
・香り ★★★★☆
・ヤバさ ★★★★☆
バスのトイレ休憩の時に立ち寄ったガソスタのトイレなんですが、
乗客40人に対して、この便器(か?)は2つしかない。
よってこんなトイレでも大人気満員御礼でした。
クチャのと比べたらその差は歴然。てゆうかクチャのが凄い良く見える。
申し訳なさそうにある衝立があるだけで、それ以外はフルオープン。
もちろん紙なんかあるはずもありません。
臭いも、一言で表すなら「コリャ参った」ってカンジ。
無料だったから文句は言えないんだけど。
まぁ男女が別れてたのがまだ救いでしょうか。
『トルファンだかなんだかのトイレ』
・外観 ★★★★★★★
・香り ★☆☆☆☆
・ヤバさ ★★★★★★
ここまでくるとトイレでもなんでもない気が。
仕切りも何のなく、男女の区別もなく、紙もなく、
ただ単に穴が3つ開いているのみ。
しかもボットン便所かと思いきや、下が明るいのがお分かりになりますか?
この穴の下は、なんと普通にゴミ捨場。
しかもすぐ近くを小川が流れているという…いいのか!?
まぁそのおかげで香りは薄めでした。
『チョウエキのトイレ』
・外観 ★☆☆☆☆
・香り ★★★★★★★★★★★★★
・ヤバさ ★★★★★★★★★★
ここも途中トイレ休憩で立ち寄ったんだが…凄かった。
順を追って話しましょう。
まず入口に太った無愛想なおばちゃんが立ってた。
「…五角(8円)」と入ろうとする人から有無を言わさず徴収。
このおばちゃん、こうしてトイレの見張り番で一生を終えるのか…
と思うと少し切なくなったりもしたんですが。
中は男女がちゃんと別れてました。まぁ有料だし、当然のこと。
外観も珍しく扉があって、おぉ、さすが高い金取るだけあ…
オゥエエエエエエエエエエ!!
なんすか!なんすかこの臭い!凄まじいッスよ!
なんつーか、発酵しちゃいけないもんが発酵した臭いですよ!!
恐る恐る扉を開けてみる…
5つあるうち、2つが開かずの扉で、残りの3つは鍵がない。
さらにそのうち1つは閉じても勝手に開く。なんだこれ。
とにかく便器の中を覗き込んでみる。
ありました。ブツが。
いつのだよコレ!納豆が10回腐ってもこんな臭いにはならねえぞ!
もう、とにかく、くさい!死臭。くさ、く、くさささくさい、死、くさ
危ねぇ、もうちょっとでラリるとこだった。
てなわけで30秒しか耐えれず、写真撮影は不可。
まぁ外観は普通だったんですが…
そうだ、このトイレの扉に文字が書いてあったんですよ。
「明朗」 「健康」 「愉快」
全然明朗でも健康でも愉快でもねぇ!!(怒)
〜〜〜
以上「シルクロード旅行記〜トイレコレクション〜」でした。
この旅に参加した皆様が総称して言えたこと、それは
「青空トイレ(つまり野○ソ)のほうが幾分かマシ」
という事でした(激しく同感)
----------------------------------
「-7-」
『中国の食べ物』
Q:これはなんでしょうか。
答え:羊の死体。
中国の屋台で激写しちまいました。
肉です。食べれます。
食べました。シシカバブです。
マジくさい。ワキガみたいな味がする。
てゆうかアナタは信じられますか?
こうやって外に吊るして、ハエとかハチとかメチャたかってる。
ハエなんて普通に「新しい我が家よー」とか言わんばかりに潜り込んでる。
それを洗いもせずに「ダン!」と切って「ジュー」て焼いて「さぁ食え」ですぜ?
そりゃないだろよチャイニーズ!
それを食べろとおっしゃるのか?
叶姉妹とかにそれやったらたぶん訴えられまっせ!
店の人いわく、
「ハエがたかってないと美味しくナイ」らしい。
ふーんそんなもんなのか…
って外に肉吊るしときゃアホでもたかるっつーの!
と後から気がつきました。
なんかスゲェ馬鹿にされた気分。(たぶんされたんだろうけど)
----------------------------------
『-8-』
『中国の遺跡』
「始皇帝の墓」とかいう遺跡。
始皇帝といえば39歳で中国を統一したスゴイ人。
そんなすごい人の墓も、今や博物館になっているわけですが。
ただこの広さがスゴイ。
学校の体育館9つぶんくらいあるんじゃなかろうか。
そこに上のような像がビッシリ。こりゃー壮観っすよ。マジで。
一度は行ってみてもイイ所と思いました。
が、問題はこの外。
有名な観光地だけに、怪しい商人もいたる所にいる。わんさかいる。
そして日本人のにおいを嗅ぎつけ、ハイエナのようにやってくる。
自分もその中の1人に捕まった。汚いおっさんだった。
「100元、100元(約1500円)」と話し掛けながら、
手のひらサイズの上の写真の像X5のセットを売りつけてくる。
皆さん知っての通り、日本人はボッタクられやすい。
中国人の格好のターゲットは日本人団体客なのだ。
よってこんな見るからに金持ってなさそうな自分にもしつこくやってくる。
そうこうしてるうちに
「100元」 「50元」 「30元」 「20元」 「10元」
なんも喋ってないのに、一方的に値を下げ始め、ついに10分の1に。
ぶっちゃけ全然いらなかったが、150円なら…と思い始めた自分。
どうするものか。
困って、同じツアーに参加していた中国の留学生のお姉さんに助けを求めた。
自分「10元とか言ってるんですけど、どうなんすかね〜?」
お姉さん「OK、OK。まかせといて♪」
お姉さんは頼もしくそう言うと、そのおっさんと交渉し始めた。
聞き取るに「さらに半額にしろ、彼は学生だ」と交渉してるらしい。
しかしながらおっさんも負けじと食い下がってくる。
いつしか交渉は論争となり、2人の声も次第に大声から怒鳴り声になっていた。
ビビったのは自分だ。
注目されてるよ!注目の的だよ!
自分「いいっすから!もういいっすから!僕のために争わないで!」
お姉さん「5元!!」
おっさん「ハァハァ…ハァ〜。五元、オーケーオーケー…」
お姉さん「やったよ!5元で売ってくれるって!」
えっ、もういらないのに…
と、いうわけで、怪しい中国の像を75円で買うはめとなった。
…
まぁ100元を5元まで値切ったのだ。20分の1!これはスゴイ。
さっそくバスの中で友達に自慢してやることにした。
どうだ、スゴイだろう?(あのお姉さんが)
「それ、俺3元(45円)で買ったよ?」
な、なにぃ!?
てゆうかお前も買ったのか!
お前に売りつけてやろうとしたのに!(10元で)
逆に言い換えると3元の品物を100元で売りつけてきたっていう事。
中国人にとって日本人観光客はそういうもんです。
皆様も中国行くときは気をつけてください。
『3分の1で買えればまぁよし!』
これが基本でしょうか。
ちなみにこの時買った像は、すでに首がもげていましたとさ。
〜今日の中国語〜
ウォー シー リーベンレン(我是日本人)⇒私は日本人です
中国の商人の目を獣の目にする魔法の言葉。
-------------------------
「-9-」
今日は少し趣向を変えまして、
「みんな大好き!中国の風俗事情」をお送りしたく思います。
中国の田舎に行って1つ思ったのが「大人のお店が全然ない」。
まぁ田舎だからしゃあないけど、本屋とかもないし…むむむ、
一体全体、田舎の血気盛んな連中はどうしているのか!と。
そこに着目した我々は、調べを進めていくうちに驚くべき事実を知った!
深夜23時くらい、とある田舎町を歩いてたんです。
さすがにほとんどのお店が閉まっている。
その中、一際異色の明かりを放つお店を発見。
ケバケバしいピンク色のネオンのそのお店、なんと美容院でした。
確かに、結構至る所に美容院があった記憶があるし、
しかもどこも深夜まで営業してるから、やっぱ中国は異文化だなと思っていました。
しかし実態はそうじゃなかった・・・
その美容院のおっさんこそが、
売春の請け負い人だったんだよ!
なんだってーー!
システムを解説すると、まず”美容院”系の看板が出ているお店に入る。
そしてそこにいるおっさんに、何かしらの合図を送る。
すると値段の交渉が始まり、そして女の子に連絡がつく…
というシステムらしい。
ちなみに女の子の相場はだいたい3000〜4000円との事。
もちろん表の顔は美容院なので髪も切ってくれる。
しかし!
おっさんに日本人とわかってしまうと、途端に値が跳ね上がるよう。
自分の友達は勇敢に立ち向かって、40000円とられました。
まぁ別にそいつは文句言ってなかったけど。
ヘタするともっとヤバイ事になるかもしれないので気をつけよう。
初心者は中国語がわかる人を連れていくのがベター。
とここまで書いといてアレですけど売春は犯罪ですヨー
外国であんま恥ずかしい事件は起こしたくないですな。
あと中国の女性は、ワキゲ剃ってない人が結構多いらしい
-------------------------------------
以上、中国・シルクロード旅行記でした。
戻る TOPに戻る