季節の変わり目は風邪ひきやすいっすね。
毎年恒例の行事のように、今年も風邪をひいちまいました。
あかん!もうすぐ試合もあるのに、こんなんやアカンねん!

「風邪には旅が一番やー!」

つーわけで、ちょっくら栃木県と茨城県をバイクでフラフラしてきました。



寝たのはAM2時でも、旅となればAM5時に起きても目覚めバッチシ。
写真は朝の皇居。清々しい。好きなんよね、皇居。
松がいい感じなんよね。松かー、そういや松茸なんて久しく食ってないなぁ…

とか思いながら見てたら、きのこ生えてました。これって松茸?



高速道路の15kmの渋滞にめげずに日光にやってきました。
さすが日光、かなりの観光客。そんでここは重要文化財で世界遺産の三仏堂。
スゴイ像があるらしいので行ってみます!

が、入れないように魔除けの文字が書いてあって無理でした。



とりあえず東照宮にも足を運んでみました。
入場料1300円。ビックカツが40個買えるっつの。


とか言いながらも中に入って有名な三猿の像を見てるわけで。
「見ざる、聞かざる、言わざる」。猿で人の一生を表してるらしいです。


御神馬さんは本日出勤してないそう。( ゚Д゚)ウマー


左甚五郎さんの作品、眠り猫。看板曰く”日光を表す絶妙の奥義”とのこと。
絶妙の奥義。北斗神拳みたいなもんですか?


大谷川に架かる朱塗りの橋で、紅葉時には美しい景観を見せる、
別名「山菅の蛇橋」とも呼ばれる神橋も、
お化粧されて真っ白にコーティングされてました。工事中かよ。



中禅寺湖です。素晴らしくキレイな湖です。
それにしても自分の寺の名前がこんな広くキレイな湖に使われたら、
それこそ坊さん冥利に尽きるよなぁ…
「これ、俺の湖!」とか言っちゃえるし。いいなぁ。



キレイ目写真2連発、これは竜頭の滝。
竜の頭みたいだから「竜頭の滝」。安直だけど格好いい名前です。
ならば亀の頭みたいだったら「亀頭の滝」になるのか?(下品ですまん)
水しぶきでウッスラ虹が出てて、それはそれはロマンチックでしたよ!



お腹が空いたので、ここらでご飯を。今日は「男体山カレー」。
「男」の「体」が「山盛り」のカレー。女体盛りのイメージが強くて注文したら普通でした。
ちなみに浮いてるのはワカサギ、ご飯の中にはキノコが入ってます。



有名な『華厳の滝』。でかい。垂れ流してます。
なんとその量、1秒間に5d!dでもない水量。
つまり1秒間に小錦が25人ほど落下してるほどの水。
あんな滝に打たれたら死んじゃうよ。と、行く末坊さんはつい思ってしまうの。
打たれないけど。


華厳の滝の近くにあった、追悼の言葉。
「華厳の岩頭に露と散った…」ってなかなかすごい表現ですな。
散っちゃったのかぁ。南無。



あんなに観光客がいたのに、ここには文字通り人っ子一人いません。
ここはどっかの山の裏にある「百体地蔵」。別名は「化け地蔵」。
何故「化け地蔵」なのかというと、数えるたびに地蔵の数が変わってたりするからだそう。
数えてた人が酔ってたんではないでしょうか?


首なし地蔵様がゴロゴロいらっしゃいます。
川の氾濫で流されたりしたらしいですが…首だけ?おかしくね?



夕暮れが近づいてきたので日光を後にして、今市市に入りました。
「今市」は「いまいち」な街ってわけではなく、「今一」番ナウい街って意味(ウソ)
うーん、いまいちやな。



こええええええええええええー

クマにビビりながら目的地の鬼怒川公園風呂岩風呂につきました。
ここは500円で人間なら誰でも入れます。

体を温めてる時です。新潟地震が起こったのは。
風呂屋もかなりミシミシ言っていました。生まれたままの姿で死ぬかと思いました。
新潟の今も避難生活を余儀なくされてる人達が早く戻れることを祈ってます。


さて、日も暮れた頃、宇都宮にやってきやした。


宇都宮っつったら、まぁ餃子ですわな。
駅の中でギョーザマップを配ってる程、餃子は街の顔となっています。
んでこれが『餃子像』。
人がくるまれてます。しかもこのくるまれてるのはビーナスらしい。
まさかビーナスも餃子の皮にくるまれて像にされるとは思いもしなかったろうに。



像繋がりでもう1個。これは駅前にあった像。
全裸の男女が天を仰いでいます。
写真には写ってませんが、下の方にも全裸の男女の像が。
宇都宮での待ち合わせは「全裸の像の前で」に決まり!



駅の案内所のおばちゃんに紹介して貰ったこのお店で餃子喰いました。
おばちゃんの「ちょっと高いけど、おいしいよ〜。ちょっと高いけどね」
…の文句にひかれて行ってみれば、なんと行列ができているじゃありませんか。
味は、まぁ普通においしかった。ちょっと高かったけど。



泊まるトコロ(漫画喫茶)を探してオリオン通りにやってきました。
きものの「とらや」さんが心ない者によって変換させられてました。
こーゆうの、キライじゃないぜ…!



さりげなく値上げをしてみたんだろうけどバレバレなんだ。
むしろ苦しいんだ。20円の重みは大きいんだ。



この後、宇都宮⇒迷子⇒栃木⇒迷子⇒佐野⇒小川と
泊まるトコロ(漫画喫茶)を求めて彷徨いましたが、見つからん。
結局、ファミレスで1,2時間うたた寝しました。
寒すぎて野宿もできず、ぶっちゃけ迷子の時は半泣き。
やっぱ泊まるトコロくらいは決めといた方がいいね!これ教訓。



寝不足のまま、朝をむかえました。
めげずにこれから茨城へと向かいます。



なんか盗み見されそうなホテル。
ふじ子ちゃんと御用達ですか。


走ってたら、だだっ広いトコにポツンと城が見えました。
なんか辺鄙な位置にあるなぁー…

と思いきや、ここは豊田城という地域交流センターでした。
交流センターが城!イカしてるぅ!
しかも中には展望室から図書館に、1100人収容可能の多目的ホールまであります。
まさに交流に最適。イベント・パーティなどは、城にしろ!



またもだだっ広いトコにポツンと変な形の建物が。
とりあえずこういう場所は行ってみる。

でっか!しかもなんか角が生えてる!と思って近づいてみたら
とある宗教団体の建物でした。
OHー…田舎だけど、こんな大きい建物を建てれるなんてなかなかの財力。
さらに近づいてたら、門の所にいた警備員も近づいてきました。

警備員「こんにちは。ここの関係者ですか?」
自分「いえ、ただの通りすがりですけど」

と言った途端、警備員の態度が急に変わりました。

警備員「なんだお前は。ここになんか用か?」
自分「いえ、別に。立派な建物だな〜と思って」
警備員「とにかく身分証明書を見せろ

このやたら高圧的な警備員に身分証明書なんか見せれるか!
頑張っても中に入れそうもないし、無視してそそくさと逃げました。
皆さんも宗教団体の建物に近づく時は注意しよう!



さて、ここらへんまで来て、やっと気が付いたことがありました。
それは

ク レ ジ ッ ト カ ー ド が な い 。


今思えば、昨日の夜、宇都宮のオリオン通りを歩いた時、
持っていたバックのポケットのチャックを閉めずに歩いていた。
しかも高速道路を使う時にクレジットカードだけをそのポケットに入れていた上に
フツーにブンブン振り回したりして歩いていたというから驚き!(自分の愚かさに)

すぐさま親父に電話して、カードを止めるべく
クレジットカードの電話番号を聞く。


自分「種類はマスターカードなんやけど」
親父「どこの会社の?」
自分「え…?」
親父「アコムとか、プロミスとか…いっぱいあるけど」

そんなん覚えてるわけがない。

自分「じゃあ○○○で」
親父「クイズじゃないぞ!」
自分「片っ端からかけてみる」

で、電話したらドンピシャで当たりだったんで、
20分にも及ぶ話の末、無事にカードを止めることができました。
最後に使った時とか、すげー聞かれた。幸い使われてなかった。
ラッキーでした。

オリオン通りでクレジットカードだけの落とし物を見つけた人〜
捨てといて下さい。


走りに走って、この旅のメインディッシュが見えてきました。


でもまだここからじゃよくわかりません。さらにもっと近づいてみます。




さらに近くに…





ドーン(効果音)

これが!茨城県牛久にある、ギネスに乗った大仏様。
でかい。もうでかいの一言。
下の方に写ってるカップルで遠近法を利用して大きさを想像してみて下さい。



全長は約120m、奈良の大仏は掌に乗るそう。
ちなみにウルトラマンの身長は40mなので、通常のウルトラマンの3倍ですか。


この直径1mの像は、大仏の髪の毛の1つ。
ちなみにラホツっていいます。だからうんこじゃないってば!


牛久在住のSさんに立ってもらい記念撮影。
巨大大仏はこの像X1000の大きさだそうです。
大きすぎて何の参考にもなりゃしない。

とにかく存在感ありまくりの牛久の大仏様。
しかしその付近もスポットも見逃せないものばかり。


まずは”本願荘厳の庭”。これは浄土式の庭で、
つまりは浄土を表現している庭だそうです。どうぞ!



ビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャ


(´・д・`)



バチャバチャバチャバチャバチャバチャバチャバチャ


えーと…「浄土を表す庭」…って読んだ気がしたけど。
ちなみに浄土って「仏様の世界」です。浄土って波瀾万丈なんですね!


お次は”群生海”。
ここは現世そのものを表してるんだそうです!
現世とは我らの生きているこの世界。
それを池や木々や花で表すなんてスケールが大きいですね!



枯れてました。


いやいや「これが現世〜」とか納得してる場合やない!
他にもまだまだ見所はたくさんあるんすよ!
なんと大仏の中に入れる
しかもエレベーターで地上80mのところまで行ける!
うひゃーハイテク!これはもう入るしかないんじゃないですか!

それにしても…

やっぱ近くで見ると、大 迫 力



ご親切にどうもでした。



このアングル…


こうにしか見えない。バカな!地球を消すつもりか!


そしてついに中に入ることができました!
ありがたーい大仏の中は…


薄暗くって、証明がいっぱいあって…なんかオシャレなカフェみたい。
つい「コーヒー」とか言っちまいそうな、そんなカンジ。
こーゆうのをモダンって言うん?



中の写真展には大仏の作り方とか乗ってます。ひゃー
かなり大掛かりです。匠の仕事です。



地上80mに到着。隙間から外の景色を見ることが可能。
見るっつーより覗くってカンジやけど。それにしても高いなーやっぱ。



少し降りると、仏像安置室みたいなのがありました。キラ☆キラ。
もの凄い数のミニ仏像、みんな顔が違うそうです。
似てるけどどこかが違う。おそ松くんみたいなもんですか?


中には他にも座禅をするところや定番のお土産売り場など色々ありました。
来て・見て・入って・牛久の大仏!かなり見所満載の場所です。



あと、同じ敷地内では猿回しをやってました。
見て、猿のあのやる気なさそうな顔…。



牛久でもう1つ有名なのが、ワインと河童。
ワインは飲めないので、河童を見に行きました。


ここが河童の住む沼。広いしキレイやし、えーとこ住んでるなぁおい!
釣りをしている人もたくさんいました。もしかしてエサはキュウリですか?



河童の絵が書いた看板を追ってたどり着いた先にあったのがコレ。
これが河童を書いたものらしい。この体育座りをしてるのが河童…
なんか怒られて押し入れに閉じこめられた子みたいなんですけど…

近くには「河童がかつて縛り付けられた松」とかもありました。
松じゃなくてサボテンやったら少し面白いのにね。
「河童が縛り付けられたサボテン」、いーんじゃね?


伝記を調べても、河童にまつわる話はたくさんあります。
そういうの読んでると、やっぱ河童はホントにいたんかなーと少し思う。ロマンですね。



こーして地震起こるわ宿泊先見つからんわクレジットカード落とすわの旅が終わった。
残念なのは水戸に行けなかったこと!納豆!いつかまたリベンジしに行きます。


<おまけ>

河童のミイラ?らしい。美しくない…
どんなダシが取れるんやろーか。


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